税金の控除いろいろ

税金の控除について知って、賢く得しよう!

所得控除の順序と手続き 

ビジネス02何らかの収入を得ている人の場合、その金額によっては所得税の納付義務が生じることになります。会社員などの一般的な給与所得者の場合、1月から12月までの給与所得が所得税の課税対象となるわけですが、給与所得のすべての金額に課税されるわけではありません。
個人事業主や法人の経営をしている人であれば事業上必要と認められる経費については必要経費として所得から差し引くことが認められています。給与所得者の場合、給与所得から控除額として一定の金額を差し引くことが認められていますが、これが給与所得者にとって必要経費の代わりとなるものです。
給与所得から一定の控除額を差し引いた後、さらに所得控除というものを差し引くことができます。このときに給与所得から差し引くことのできる費用としては、生命保険料や医療費、盗難や災害などで損害を受けた額などがあります。
この控除の手続きをする際には給与所得から差し引く順序が決まっており、まず災害や盗難などによる雑損控除が優先されることになります。なぜならば、雑損控除では他の控除対象となっているものよりも損害額が大きいケースが多く、その金額を給与所得から差し引ききれないことがあるからです。仮に雑損控除を給与所得からすべて差し引くことができない場合には3年間という期限付きですが、繰り返し雑損所得を受けることができるからです。そのため、雑損控除は他の控除よりも優先して行なうことになっているのです。